一番肝心なのがこの話だ。土地を引きすぎた、よしブレストで戻そう。
ここまではいい。問題はここから先だ。
残念ながら、MTGにおける勝利条件は相手より多量のハンドを抱えてニコニコしていることではないので、
・ 優位な手札の質をボードに還元する
・ コンボに繋げる
だいたいこのどちらかが求められる。
後者の使い方ができるのがウィー=ゼロックス、不屈の部族コンボである。これらのデッキは、前項で挙げた参考記事の使い方3. より引用すると
こういう局面をPauper環境のデッキには珍しく能動的に作り出せる。故に《渦まく知識/Brainstorm》を強い形で使いやすいと言えるだろう。
では、前者の使い方をすることになるフェアデッキではどういう形にすれば強いのか?以下が筆者の考える条件だ。
1. ハンドに引きすぎた土地を温存したいので、展開に多量の土地を必要としない
2. 《渦まく知識/Brainstorm》を使う過程でテンポを失うために劣勢になりやすいボードを捲れる軽くて強い除去がある
3. シナジーを上手く発揮するとデッキパワーが飛躍的に高まる構成になっている
3. は一見話が飛躍しているように見えるため説明すると、1.の制約上デッキ全体が押しなべて軽くなるが、相手より弱いカードを並べているだけでは勝てないので何かしらで上回る工夫が要るということ。そのためにPauperで現実的なのがこれだ。シナジーを分断されてしまいそうな時は《渦まく知識/Brainstorm》でライブラリに戻って貰う選択もできる。
黒の軽い除去は汎用性が低くて弱いため、青黒デルバーには2. が欠けており、テンポデッキなのにテンポが悪いという致命的な構造になっている。123を全て満たすのが青赤氷雪であり、故にこのデッキはフェアデッキとしては相当に《渦まく知識/Brainstorm》を強く使える。
単純に「引きすぎた土地を戻せてブレスト強いよね」もいいのだが、Pauperでは《渦まく知識/Brainstorm》に関係してくる様々な制約の都合上、全てのデッキで使って同じ強さを発揮できるわけではないということを意識しておくとより《渦まく知識/Brainstorm》を活かした構築をできるだろう。
ここまではいい。問題はここから先だ。
残念ながら、MTGにおける勝利条件は相手より多量のハンドを抱えてニコニコしていることではないので、
・ 優位な手札の質をボードに還元する
・ コンボに繋げる
だいたいこのどちらかが求められる。
後者の使い方ができるのがウィー=ゼロックス、不屈の部族コンボである。これらのデッキは、前項で挙げた参考記事の使い方3. より引用すると
「この局面さえしのげば返しで勝てる!」と言う瞬間において、《渦まく知識/Brainstorm》は《Ancestral Recall》とほぼ同じカードと化す。返しで勝てるのだからライブラリーの質が落ちようとライブラリートップが無駄ヅモになろうとどうでも良い訳で、間違いなくその瞬間こそが《渦まく知識/Brainstorm》の「旬」だと言えるだろう。
こういう局面をPauper環境のデッキには珍しく能動的に作り出せる。故に《渦まく知識/Brainstorm》を強い形で使いやすいと言えるだろう。
では、前者の使い方をすることになるフェアデッキではどういう形にすれば強いのか?以下が筆者の考える条件だ。
1. ハンドに引きすぎた土地を温存したいので、展開に多量の土地を必要としない
2. 《渦まく知識/Brainstorm》を使う過程でテンポを失うために劣勢になりやすいボードを捲れる軽くて強い除去がある
3. シナジーを上手く発揮するとデッキパワーが飛躍的に高まる構成になっている
3. は一見話が飛躍しているように見えるため説明すると、1.の制約上デッキ全体が押しなべて軽くなるが、相手より弱いカードを並べているだけでは勝てないので何かしらで上回る工夫が要るということ。そのためにPauperで現実的なのがこれだ。シナジーを分断されてしまいそうな時は《渦まく知識/Brainstorm》でライブラリに戻って貰う選択もできる。
黒の軽い除去は汎用性が低くて弱いため、青黒デルバーには2. が欠けており、テンポデッキなのにテンポが悪いという致命的な構造になっている。123を全て満たすのが青赤氷雪であり、故にこのデッキはフェアデッキとしては相当に《渦まく知識/Brainstorm》を強く使える。
単純に「引きすぎた土地を戻せてブレスト強いよね」もいいのだが、Pauperでは《渦まく知識/Brainstorm》に関係してくる様々な制約の都合上、全てのデッキで使って同じ強さを発揮できるわけではないということを意識しておくとより《渦まく知識/Brainstorm》を活かした構築をできるだろう。