VS:赤黒コントロール
2017年11月2日 青赤氷雪末尾に11/5追記*あり
サンプルレシピ:
https://www.mtggoldfish.com/deck/739076#online
Pauperスレを見たら赤黒コンについて書いてくれとあったので。リーグでは滅多に見ないがトナプラには居るんだろうか。
記録を見るに、リーグで過去3回当たったことがあり全勝している。メイン3-0, サイド後5-2。負けたのはアンコウが即出てきて除去できなかったゲームだったような……?
実行していたサイド:
+3《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》←最重要
+3《水流破/Hydroblast》
+3《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
-4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
-4《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
-1 なんか適当、とりあえず《稲妻/Lightning Bolt》ってことで
砂嵐は多分あるだけ入れていいので、3枚取ってるなら代わりに適当に何かを抜けばいいんじゃないかと。稲妻かな?
対戦回数が少ないので経験的にこれが良いと断言することは出来ないが、以下は背景の理屈として。赤黒コンは採用カードの都合上、サイドをどう弄ろうとも中速ボードコントロール以外にはなれない。そしてサイド後は除去が増える。
これに対抗するにあたり、自分が「中速ちょっと手前位のアグロ」であるべきか、それとも「中~低速位のちょっとクリーチャー多めのパーミッション」であるべきかなら、後者である。
この理屈は、青赤対ボロス(統治者含め)で明確に有効だと感じているものであり、青単デルバー対カルドーサボロスでも恐らく有効だったものでもある。今は青単は殴る側の方がいい気がするが。
目論見としては、相手が除去満載なら除去が手札で腐るように仕向けてロングゲームを志向し、クリーチャーを並べて来たらまとめて吹き飛ばし、相手より多いドローで最終的に勝つというもの。それに、相手は除去が手札に一杯なのだから、それらをなかなか使わせないことでアンコウの早期プレイを防ぐというのもこの種のサイド案を実行するべき理由になるだろうか。
書いていて思い出したが、アンコウが出てきて砂嵐で吹き飛ばそう、と思った次の瞬間何気なく《ボジューカの沼/Bojuka Bog》を出されて墓地が吹き飛び、再度墓地を貯めても6枚が限界で負けたゲームはあった。
もしサイドインが《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》じゃなく他のカードなら勝ってたかと言われるとそんなわけもないのでそういう裏目は発生しうるということだけ記憶しておけばいいかと思われる。
*書いたら実際にリーグで当たったが、問題なく勝ったのでこれでいいと考える。相手は上記のリストの本人だったので、相手がプレイを間違えた可能性も薄いだろうし。ただし、このサイドプランではG2G3は超ロングゲームを目指しているので、プレイングをG1から早くしておかないと時間が尽きる危険あり。
また、G2では相手が意識的にクリーチャーを1体のみ場に出すようにプレイ(=砂嵐での一掃回避を意識)していると感じた。
ただ、
・《甲虫背の酋長/Beetleback Chief》に後出しでも1:1が取れる点は貴重
・相手はサイド後クリーチャーを減らしほぼ「除去だけコン」と化しているので、こちらの地上クリーチャーが巻き込みを躊躇する程並ぶことはまずない
・アンコウに雪崩しをあわせられるとは限らない
等、一掃目的以外でもそれなりに砂嵐を稲妻よりも優先すべき理由はある。
サンプルレシピ:
https://www.mtggoldfish.com/deck/739076#online
Pauperスレを見たら赤黒コンについて書いてくれとあったので。リーグでは滅多に見ないがトナプラには居るんだろうか。
記録を見るに、リーグで過去3回当たったことがあり全勝している。メイン3-0, サイド後5-2。負けたのはアンコウが即出てきて除去できなかったゲームだったような……?
実行していたサイド:
+3《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》←最重要
+3《水流破/Hydroblast》
+3《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
-4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
-4《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
-1 なんか適当、とりあえず《稲妻/Lightning Bolt》ってことで
砂嵐は多分あるだけ入れていいので、3枚取ってるなら代わりに適当に何かを抜けばいいんじゃないかと。稲妻かな?
対戦回数が少ないので経験的にこれが良いと断言することは出来ないが、以下は背景の理屈として。赤黒コンは採用カードの都合上、サイドをどう弄ろうとも中速ボードコントロール以外にはなれない。そしてサイド後は除去が増える。
これに対抗するにあたり、自分が「中速ちょっと手前位のアグロ」であるべきか、それとも「中~低速位のちょっとクリーチャー多めのパーミッション」であるべきかなら、後者である。
この理屈は、青赤対ボロス(統治者含め)で明確に有効だと感じているものであり、青単デルバー対カルドーサボロスでも恐らく有効だったものでもある。今は青単は殴る側の方がいい気がするが。
青単対カルドーサの頃の記録:少なくともメインのアグロ路線を継続するよりは100倍マシだと感じた。体感的にメイン勝率3割位、サイド後勝率6割位(当時)。
http://85160.diarynote.jp/201612171833026729/
目論見としては、相手が除去満載なら除去が手札で腐るように仕向けてロングゲームを志向し、クリーチャーを並べて来たらまとめて吹き飛ばし、相手より多いドローで最終的に勝つというもの。それに、相手は除去が手札に一杯なのだから、それらをなかなか使わせないことでアンコウの早期プレイを防ぐというのもこの種のサイド案を実行するべき理由になるだろうか。
書いていて思い出したが、アンコウが出てきて砂嵐で吹き飛ばそう、と思った次の瞬間何気なく《ボジューカの沼/Bojuka Bog》を出されて墓地が吹き飛び、再度墓地を貯めても6枚が限界で負けたゲームはあった。
もしサイドインが《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》じゃなく他のカードなら勝ってたかと言われるとそんなわけもないのでそういう裏目は発生しうるということだけ記憶しておけばいいかと思われる。
*書いたら実際にリーグで当たったが、問題なく勝ったのでこれでいいと考える。相手は上記のリストの本人だったので、相手がプレイを間違えた可能性も薄いだろうし。ただし、このサイドプランではG2G3は超ロングゲームを目指しているので、プレイングをG1から早くしておかないと時間が尽きる危険あり。
また、G2では相手が意識的にクリーチャーを1体のみ場に出すようにプレイ(=砂嵐での一掃回避を意識)していると感じた。
ただ、
・《甲虫背の酋長/Beetleback Chief》に後出しでも1:1が取れる点は貴重
・相手はサイド後クリーチャーを減らしほぼ「除去だけコン」と化しているので、こちらの地上クリーチャーが巻き込みを躊躇する程並ぶことはまずない
・アンコウに雪崩しをあわせられるとは限らない
等、一掃目的以外でもそれなりに砂嵐を稲妻よりも優先すべき理由はある。
Pauperトロンを考える② VS:ムラーサトロン
2017年11月2日 青赤氷雪正直戦いにくいデッキだと思っているので、こういうのがいいんじゃないのという意見は是非聞きたい。
このデッキはコントロール系トロンであり、「除去で凌いでドローを重ねてたらそのうち勝手に揃うだろ」という形になっている。トロンをサーチする系統のカードはあまり採用されていないのが普通。入っていても2、そもそも入れていない人も多い。5ターン目以前に《熟考漂い/Mulldrifter》が来てカウンターできずゲームセットとなる心配は然程しなくて良いと思われる。
サンプルデータとして、僕のムラーサトロンとの対戦成績を。
メイン:先手時1-4, 後手時2-4、合計3-8 で勝率27%。
サイド:先手時8-4, 後手時4-3、合計12-7で勝率63%。
マッチ全体としては5-6で負け越し。
改めて集計するとメイン勝率の凄まじい悪さが明らかになり衝撃を受けた。サイドの勝率は
・そもそもサイドプランが固まっていない
・サイドの構成を時々弄っている
という二点によりあまりアテにならないが、メインの構成はほぼ変えていないのでそれなりに信憑性はある。
この数字から分かることは、メインのビートプランを継続すべきではないということだ。ただでさえ勝率が悪いのに、ムラーサトロンは軽量除去にもなる《紅蓮破/Pyroblast》をサイドに3-4枚取るのが普通なのだから同じことをやっていて良くなるはずもない。
さて、理屈で考えていくと、
1. 《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》は、相手には1マナ除去が豊富なためドローがしづらく、かつ《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》にあまり補助が必要ではないので、《電謀/Electrickery》で一掃されたり、たまに《鋸刃の矢/Serrated Arrows》が出てきたりする都合上残すべきではない。
2. 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》は扱いが難しい。入れておくと1枚除去を釣れるのは大きい感もするが、これで削りきるというのはかなり困難。そこまで期待はしない方がいい。
一応の結論としては、
-4 《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
-4 《雪崩し/Skred》
-1 《稲妻/Lightning Bolt》
+3 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
+3 《水流破/Hydroblast》
+3 《紅蓮破/Pyroblast》
忍者の攻撃が通ることが何より重要なので、特に後手時はデルバーを4枚ではなく3枚位にしておいて除去を抜きすぎないようにするのも一考には値する。先手時はデルバーをたまたま固め引いたら削りきれるかも&相手クリーチャーをカウンターする余裕があるのでこれで良いと思う。
このデッキはコントロール系トロンであり、「除去で凌いでドローを重ねてたらそのうち勝手に揃うだろ」という形になっている。トロンをサーチする系統のカードはあまり採用されていないのが普通。入っていても2、そもそも入れていない人も多い。5ターン目以前に《熟考漂い/Mulldrifter》が来てカウンターできずゲームセットとなる心配は然程しなくて良いと思われる。
サンプルデータとして、僕のムラーサトロンとの対戦成績を。
メイン:先手時1-4, 後手時2-4、合計3-8 で勝率27%。
サイド:先手時8-4, 後手時4-3、合計12-7で勝率63%。
マッチ全体としては5-6で負け越し。
改めて集計するとメイン勝率の凄まじい悪さが明らかになり衝撃を受けた。サイドの勝率は
・そもそもサイドプランが固まっていない
・サイドの構成を時々弄っている
という二点によりあまりアテにならないが、メインの構成はほぼ変えていないのでそれなりに信憑性はある。
この数字から分かることは、メインのビートプランを継続すべきではないということだ。ただでさえ勝率が悪いのに、ムラーサトロンは軽量除去にもなる《紅蓮破/Pyroblast》をサイドに3-4枚取るのが普通なのだから同じことをやっていて良くなるはずもない。
さて、理屈で考えていくと、
1. 《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》は、相手には1マナ除去が豊富なためドローがしづらく、かつ《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》にあまり補助が必要ではないので、《電謀/Electrickery》で一掃されたり、たまに《鋸刃の矢/Serrated Arrows》が出てきたりする都合上残すべきではない。
2. 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》は扱いが難しい。入れておくと1枚除去を釣れるのは大きい感もするが、これで削りきるというのはかなり困難。そこまで期待はしない方がいい。
一応の結論としては、
-4 《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
-4 《雪崩し/Skred》
-1 《稲妻/Lightning Bolt》
+3 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
+3 《水流破/Hydroblast》
+3 《紅蓮破/Pyroblast》
忍者の攻撃が通ることが何より重要なので、特に後手時はデルバーを4枚ではなく3枚位にしておいて除去を抜きすぎないようにするのも一考には値する。先手時はデルバーをたまたま固め引いたら削りきれるかも&相手クリーチャーをカウンターする余裕があるのでこれで良いと思う。