イクサランの相克省エネレビューPauper仕様
2018年1月7日 PauperDNは画像がロクに貼れない化石サービスなので何か他の手段をと考えた時手軽そうなのがTwitterだった。とりあえずモーメントを試してみるが見た目はうーん……編集は楽、というかTwitterなので書くのが楽。画像サイズ調整出来ないのかな。
一応書いてみたものがこちら。
https://twitter.com/i/moments/949656254799953921
一応書いてみたものがこちら。
https://twitter.com/i/moments/949656254799953921
対白黒ペスト(IMA期)
2018年1月11日 青赤氷雪*1/12参考用リスト等追記
参考用リスト
(IMA期)
https://www.mtggoldfish.com/deck/874874#online
(MM3期)
https://www.mtggoldfish.com/deck/730749#online
サイド変更無しが最も有効である。
というのも、白黒ペストのデッキとしての難点は
1.多色かつバウンスランドもあるのでテンポが悪い
2.それを補う軽量除去もたいしてない
3.安定性を補うための軽量ドローもないので結構事故る
というものだ。これらから導き出される対処は、デルバーで殴れ!という話になる。
また、、2ターン目アップキープ《渦まく知識/Brainstorm》でデルバーを反転させる行動も肯定され得る相手である。勿論ディンローヴァトロン相手のように手放しでやるべきではないが。
中盤までに殴り殺してしまうのが理想で、基本的にサイドボードで何かを変えると速度が落ちていくため好ましくない。《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》も速度的には遅いので不要。
ただしもし《無効/Annul》があるならサイドインは一考に値する。
以前は《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher》という、カード単体としてのデルバー、デッキ戦略としてのデルバー、その両方を否定するためのカードが採用されていたので不利を承知で長期戦に臨む必要があったが、最近は他カードが優先されてか採用されていないので殴りきれる目が十分に出てきている。
ボロスがどう強いのかを確認できるデッキだと言える。4ターン目以降の全体除去が有効なメタゲームであればという感じ。
全体除去が豊富で理屈上ではエルフに強く、本来は青赤氷雪にも圧倒的に強く、豊富なライフゲインでバーン耐性も高い、とIMA期のメタゲーム上で悪い理屈は無いが大して勝てていない不思議なデッキ。多分構築が微妙なせいだと思うので自分でも試してみたいが、どう見てもバブルな白統治者を今掴むのもなぁとも思うので……
参考用リスト
(IMA期)
https://www.mtggoldfish.com/deck/874874#online
(MM3期)
https://www.mtggoldfish.com/deck/730749#online
サイド変更無しが最も有効である。
というのも、白黒ペストのデッキとしての難点は
1.多色かつバウンスランドもあるのでテンポが悪い
2.それを補う軽量除去もたいしてない
3.安定性を補うための軽量ドローもないので結構事故る
というものだ。これらから導き出される対処は、デルバーで殴れ!という話になる。
また、、2ターン目アップキープ《渦まく知識/Brainstorm》でデルバーを反転させる行動も肯定され得る相手である。勿論ディンローヴァトロン相手のように手放しでやるべきではないが。
中盤までに殴り殺してしまうのが理想で、基本的にサイドボードで何かを変えると速度が落ちていくため好ましくない。《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》も速度的には遅いので不要。
ただしもし《無効/Annul》があるならサイドインは一考に値する。
以前は《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher》という、カード単体としてのデルバー、デッキ戦略としてのデルバー、その両方を否定するためのカードが採用されていたので不利を承知で長期戦に臨む必要があったが、最近は他カードが優先されてか採用されていないので殴りきれる目が十分に出てきている。
ボロスがどう強いのかを確認できるデッキだと言える。4ターン目以降の全体除去が有効なメタゲームであればという感じ。
全体除去が豊富で理屈上ではエルフに強く、本来は青赤氷雪にも圧倒的に強く、豊富なライフゲインでバーン耐性も高い、とIMA期のメタゲーム上で悪い理屈は無いが大して勝てていない不思議なデッキ。多分構築が微妙なせいだと思うので自分でも試してみたいが、どう見てもバブルな白統治者を今掴むのもなぁとも思うので……
IMA期における最適化
2018年1月11日 青赤氷雪2018/1/11現在のPauperリーグは青赤氷雪デルバーにとってかなり良いフィールドと言えるが、1/10メンテ以降、忍者がブロッカー指定ステップで忍術できない(ダメージステップではできるが意味が薄い)紙切れと化しているので、これが解決されるまで使用するべきではないことに注意。
https://www.mtggoldfish.com/deck/887392#online
4-1ばかりでくさくさしていたがようやく5-0出来た回が掲載から弾かれなかったので。確か11回プレイして、4-1が8回、3-2が1回、2-3が1回、5-0が1回。
①エルフを確実に殺すため除去を8枚体制にしたい
というのがまず一つ。他に不満はなかったので従来のリストの土地を少しいじったもので何リーグかプレイしていた所、
②流行の白単英雄的や、呪禁、エルフも一応、の「カウンターを構える、あるいは構えるブラフをすること」の意味が大きいデッキに対して、ソーサリータイミングでキャントリップを打つ動きがかなり弱い
という感触があった。
これを受けて、《定業/Preordain》を1枚、4枚目の《渦まく知識/Brainstorm》に変更。伴って1枚《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》に差し替えていた3枚目の《灰のやせ地/Ash Barrens》を戻した。
流石にブレスト4はやっぱなかった。《定業/Preordain》に戻し。
元の差し替えの理由は《灰のやせ地/Ash Barrens》のみが初手に2枚ありただの無色土地として使うかマリガンするかの嫌な二択を選ばされるハンドがどうにも我慢出来なかったので。
サイドの《残響する真実/Echoing Truth》は白単英雄的対策になる丸いバウンスとして。このカードのサイド後の使用感については、ichisukaさんのDNが詳しい。
特に対呪禁の項は最重要。
https://www.mtggoldfish.com/deck/887392#online
4-1ばかりでくさくさしていたがようやく5-0出来た回が掲載から弾かれなかったので。確か11回プレイして、4-1が8回、3-2が1回、2-3が1回、5-0が1回。
①エルフを確実に殺すため除去を8枚体制にしたい
というのがまず一つ。他に不満はなかったので従来のリストの土地を少しいじったもので何リーグかプレイしていた所、
②流行の白単英雄的や、呪禁、エルフも一応、の「カウンターを構える、あるいは構えるブラフをすること」の意味が大きいデッキに対して、ソーサリータイミングでキャントリップを打つ動きがかなり弱い
という感触があった。
これを受けて、《定業/Preordain》を1枚、4枚目の《渦まく知識/Brainstorm》に変更。伴って1枚《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》に差し替えていた3枚目の《灰のやせ地/Ash Barrens》を戻した。
流石にブレスト4はやっぱなかった。《定業/Preordain》に戻し。
元の差し替えの理由は《灰のやせ地/Ash Barrens》のみが初手に2枚ありただの無色土地として使うかマリガンするかの嫌な二択を選ばされるハンドがどうにも我慢出来なかったので。
サイドの《残響する真実/Echoing Truth》は白単英雄的対策になる丸いバウンスとして。このカードのサイド後の使用感については、ichisukaさんのDNが詳しい。
特に対呪禁の項は最重要。
青赤氷雪フェアリー対呪禁オーラ
http://ichisuka7.diarynote.jp/201709280923055839/
青赤氷雪デルバーで使う際の話を書くが、ある程度はPauper環境の他デッキでも共通すると思われる。
先に結論だけ要約すると、3枚目以降の土地としてははっきりと強さが感じられ、2枚目の土地としては弱めで、1枚目だと土地として換算できずどうしようもない、という所だ。
具体的説明は以下。
《灰のやせ地/Ash Barrens》がわかりやすく弱い局面は3つある。
1. 初手にある土地がこれのみでマリガン
特にこれだけが2枚あるハンドで辛さが際立つ。
2. たまに1ターン遅れる原因になる
島+キャントリップ複数枚でキープ、1ターン目に操作しても引けず、2ターン目の操作で引き当てた土地がこれというケース。起動するマナがないので手札に抱えることになる。1ターン遅れるわ、7枚キープならディスカードになるわで目も当てられない。
3. たまに1マナ無駄になる
使える土地が島+これで、1ターン目と2ターン目に連続して青マナを使いたいという状況において、フェッチ系では普通山をサーチしなければならない都合上2ターン目に島を使って山をサーチしてエンドとなり1マナ無駄になる。例えばこれ+島+キャントリップ+悪党みたいなハンド。このケースは山を死ぬまで引けないリスクを呑めば一応無視できる。クリーチャーではなくキャントリップ2枚目を打ちたいのなら島サーチもなくはないだろう。
要するに初手付近でこれを使わざるを得ないハンドだと辛い。
逆に、強い局面は以下。
a. 除去が1ターン早い
アンタップインの山を調達できるので、すぐ除去を打ちたい!という時に1ターン早い。これは弱い局面の3. と表裏一体。島→島山→山からサーチして島島山(タップ)で《対抗呪文/Counterspell》を構える、というパターンも。青赤では島島と出した上で3ターン目メインに山をサーチしたことによって対抗呪文が構えられない!というジレンマはそこまで強くない。サイド後は《紅蓮破/Pyroblast》があるからむしろ赤を構える方が大事だったりするし。スプライトも《紅蓮破/Pyroblast》もない青黒では無視できない。
b. 《渦まく知識/Brainstorm》と相性がいい
島1立ててブレスト→アップキープにシャッフルや、2マナ立ててカウンターを構える→相手が動かなかったのでブレスト+シャッフル、等。特に《噴出/Gush》と合わせるケースでは、島を出し直して構えつつ、相手ターンエンドや自ターンアップキープにシャッフルできるので《進化する未開地/Evolving Wilds》との差が顕著である。
c. デルバーのトップを見る能力と相性がいい
特にトップの土地を弾くケース。デルバーが出ていてフェッチ系が手札にある時点でもう土地は要らないことが多い。
d. 3ターン目の3マナを出しやすい
割と気づきにくいポイントなので赤字に。島からキャントリップを唱えるよくあるスタートの後、ハンドの土地が未開地系2枚の場合は3ターン目に3マナ出ないが、《灰のやせ地/Ash Barrens》が混ざっていれば3マナ出せる。これにより3ターン目に相手のマナが寝ている隙に《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》を叩きつけられるかどうかが変わるので結構大きい。
e. たまに積極的選択として無色マナとして出すこともできる
中~終盤、スプライトや忍者に使う無色マナとしてアンタップインする選択肢がある。勿論基本的に非推奨ムーブ。やる条件は、既に島3山1以上あり、5,6枚目の土地を出す必要があって、相手がアンコウを使っていないので《雪崩し/Skred》への支障がなく、できれば《噴出/Gush》を1枚位は消費した後という感じ。
これらを受けて何枚採用するかはまぁ好みだが、少なくとも青赤氷雪みたいな土地枚数のデッキで手放しに4枚積むようなカードでは無いのは確かだと思う。高いリスクのある選択だと認識した上でリターンを求めるならいいが。
ラヴニカブロックのバウンスランドを一定以上採用するデッキの場合は、無色土地として出した後回収可能なので弱い部分を無視でき、純粋に強さを受け取れる。
故に、ある程度マナが伸びることを必要とするデッキにおいて、タップイン2色ランド+《灰のやせ地/Ash Barrens》+バウンスランドというマナベースには合理性がある。そういうデッキを組むならe. のメリットも活かしやすいので是非使おう。
最後に余談。《進化する未開地/Evolving Wilds》ばっかり再録するせいでこっちばっかり使われてるけど、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》のが先輩だしこれも再録してよと思う。未開地のイラストだけ5種類もあっても使い切れないんだよ!
先に結論だけ要約すると、3枚目以降の土地としてははっきりと強さが感じられ、2枚目の土地としては弱めで、1枚目だと土地として換算できずどうしようもない、という所だ。
具体的説明は以下。
《灰のやせ地/Ash Barrens》がわかりやすく弱い局面は3つある。
1. 初手にある土地がこれのみでマリガン
特にこれだけが2枚あるハンドで辛さが際立つ。
2. たまに1ターン遅れる原因になる
島+キャントリップ複数枚でキープ、1ターン目に操作しても引けず、2ターン目の操作で引き当てた土地がこれというケース。起動するマナがないので手札に抱えることになる。1ターン遅れるわ、7枚キープならディスカードになるわで目も当てられない。
3. たまに1マナ無駄になる
使える土地が島+これで、1ターン目と2ターン目に連続して青マナを使いたいという状況において、フェッチ系では普通山をサーチしなければならない都合上2ターン目に島を使って山をサーチしてエンドとなり1マナ無駄になる。例えばこれ+島+キャントリップ+悪党みたいなハンド。このケースは山を死ぬまで引けないリスクを呑めば一応無視できる。クリーチャーではなくキャントリップ2枚目を打ちたいのなら島サーチもなくはないだろう。
要するに初手付近でこれを使わざるを得ないハンドだと辛い。
逆に、強い局面は以下。
a. 除去が1ターン早い
アンタップインの山を調達できるので、すぐ除去を打ちたい!という時に1ターン早い。これは弱い局面の3. と表裏一体。島→島山→山からサーチして島島山(タップ)で《対抗呪文/Counterspell》を構える、というパターンも。青赤では島島と出した上で3ターン目メインに山をサーチしたことによって対抗呪文が構えられない!というジレンマはそこまで強くない。サイド後は《紅蓮破/Pyroblast》があるからむしろ赤を構える方が大事だったりするし。スプライトも《紅蓮破/Pyroblast》もない青黒では無視できない。
b. 《渦まく知識/Brainstorm》と相性がいい
島1立ててブレスト→アップキープにシャッフルや、2マナ立ててカウンターを構える→相手が動かなかったのでブレスト+シャッフル、等。特に《噴出/Gush》と合わせるケースでは、島を出し直して構えつつ、相手ターンエンドや自ターンアップキープにシャッフルできるので《進化する未開地/Evolving Wilds》との差が顕著である。
c. デルバーのトップを見る能力と相性がいい
特にトップの土地を弾くケース。デルバーが出ていてフェッチ系が手札にある時点でもう土地は要らないことが多い。
d. 3ターン目の3マナを出しやすい
割と気づきにくいポイントなので赤字に。島からキャントリップを唱えるよくあるスタートの後、ハンドの土地が未開地系2枚の場合は3ターン目に3マナ出ないが、《灰のやせ地/Ash Barrens》が混ざっていれば3マナ出せる。これにより3ターン目に相手のマナが寝ている隙に《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》を叩きつけられるかどうかが変わるので結構大きい。
e. たまに積極的選択として無色マナとして出すこともできる
中~終盤、スプライトや忍者に使う無色マナとしてアンタップインする選択肢がある。勿論基本的に非推奨ムーブ。やる条件は、既に島3山1以上あり、5,6枚目の土地を出す必要があって、相手がアンコウを使っていないので《雪崩し/Skred》への支障がなく、できれば《噴出/Gush》を1枚位は消費した後という感じ。
これらを受けて何枚採用するかはまぁ好みだが、少なくとも青赤氷雪みたいな土地枚数のデッキで手放しに4枚積むようなカードでは無いのは確かだと思う。高いリスクのある選択だと認識した上でリターンを求めるならいいが。
ラヴニカブロックのバウンスランドを一定以上採用するデッキの場合は、無色土地として出した後回収可能なので弱い部分を無視でき、純粋に強さを受け取れる。
故に、ある程度マナが伸びることを必要とするデッキにおいて、タップイン2色ランド+《灰のやせ地/Ash Barrens》+バウンスランドというマナベースには合理性がある。そういうデッキを組むならe. のメリットも活かしやすいので是非使おう。
最後に余談。《進化する未開地/Evolving Wilds》ばっかり再録するせいでこっちばっかり使われてるけど、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》のが先輩だしこれも再録してよと思う。未開地のイラストだけ5種類もあっても使い切れないんだよ!