《思考掃き/Thought Scour》型グリデルメモ
MOでちょろっと回しただけで特段勝ってるわけでもないが。

49戦、59%。赤字になるギリギリラインなのでもうちょっと勝ちたい所。あー下手で負けたなぁと思ったゲームはいくつもあるので上手ければもっと勝てるとは思う。

ベースにしたリストはこれ。
https://www.mtggoldfish.com/deck/1210047#online

■変更点

・《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》→《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
・土地19枚目→ヤンパイ3枚目

後はサイドの《削剥/Abrade》→《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》

■変更理由

《思考掃き/Thought Scour》でアンコウを速やかに出して殴り切るのがコンセプトなわけだが、当然アンコウを対処できる除去には弱い。ソープロはどうしようもないとして、せめて布告耐性は上げるべきだと思ったのでヤンパイでトークンをバラ撒く形に。《思考掃き/Thought Scour》により能動的に使えるins/sorが多くなっていてトークンを生成しやすいのも込み。土地は18でも思考掃きのドローがあるからまぁ回るだろうということで。

ラクドスの魔除けは単に試してみたかった。

■各カードの使用感

《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》

まぁ普通に強い。これと宿敵を共存させてもサイド後は除去耐性が散っていないのが嫌なので個人的に両方は入れたくない。4枚あってもいいとは思う。

*後述するが、ヤンパイは1RRを要求することがしばしばあるのでデュアランだらけの方が強いが、宿敵は割と島がないと1UU出せなくて厳しいことがあるのでいまいち噛み合っていない。

《思考掃き/Thought Scour》

可もなく不可もなく。単品で使っても弱いので、極力何らかのトップ操作手段と併用できるまで我慢(もしくは墓地リソースを明確に使う手段が来るのを待つ)する方がいいのだが、その余裕があるかが問題。ハンデスと併用すると対応してのブレストでトップに逃したカードを叩き落とせるのは思考実験上では素敵だが、現実的にはインスタントドローであることを活かして1マナカウンター(ピアス、フラスター、特に後者)と一緒に使う方が合うのではないかと。3枚でもいいような気はしないでもない。ドロー枠のカードの癖に、マナスクリュー時に助けになるカードではないのが最大の問題。

理論上奇跡を潰せる。筆者がこれはほぼ終末が積み込まれたな!と勢いよく撃ち込んだ時は《僧院の導師/Monastery Mentor》が2体落ちて、結果勝ったはいいがあれー?となった。

《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
思考掃き4枚ならばアンコウ以外にもリターンを求めるべきだという考えなんだろう、多分。1枚だと計算が立ちにくいので2枚、みたいな。墓地が足りないことはしばしばあったが、カードとして弱いと感じることは然程無かった。

ただ、これを入れているからと言って他の除去、このリストだと具体的にはForked Boltを抜いていいかは疑問。思考掃き4枚にしないと墓地が絶対足りないという厳しさはある。

《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》

墓地対として入れることはあったが実際に引いて使ったことはない。「《削剥/Abrade》だったら追加の除去としても働くから入れられるが、《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》だとサイドインが微妙だな」という相手や、例えばエルドラージストンピィのようにRBが問題になる相手も居るので、素直に《削剥/Abrade》2の方が無難だと思った。

少し前に罰火カナスレを回していた時、とにかくRBリアニによくあたったので墓地対の数を水増ししたかったので入れてみた。

*追記
ほんっっとうに削剥より弱いシーンだらけなので削剥でいいと思う。

ローム系には広域墓地対として強いようにちょっと思わないでもないが、ローム系は=不毛攻めされる相手なので赤黒を出すのが辛い。ストームのPiF対策やドレッジ対策としてはあり。特にドレッジ相手はサージカルを封じられる沈黙の墓石/Silent Gravestoneへの更に対策になったりするしそもそも無視して墓地全体を飛ばせる。リアニには絶対間に合ってないので微妙。

《無のロッド/Null Rod》
針を採用しているのもあり、これは今ひとつピンと来なかった。素直にファクト対策というかチャリス対策を増やしたい。

《真髄の針/Pithing Needle》
まぁ1枚あってもいいかなという気はする。

《冬の宝珠/Winter Orb》

対奇跡のマッチ戦績は4-1になっているが、メインに限ると1-4であり、サイドのこれでどうにか、というゲームが多かった。デッキコンセプト上、アンコウがソープロ(+SCM)で簡単に対処されてしまうととにかく厳しいので、普通にやると奇跡との相性は悪い。かなりしっかりした対奇跡サイドが必要かと。このデッキは安定して1マナでアンコウを出せる動きの軽さが最大の主張点なので、サイドカードとして重いカードを入れるよりはマナロック系統の方が適切だろう。ラスアナで思考掃きで落ちたクリーチャーを拾うみたいなのはありかもしれないが、ラスアナを取るなら渋面が要らないのでまた別の構成になる気がする。

その他雑感

最高のアンコウ対策であるアンコウを早期に、そして複数枚展開できるので、ペイライフが痛い《四肢切断/Dismember》を完全に不採用と割り切れるのがこの形のいいところ。

マナベースについて

ヤンパイ+火力/REB, Pyro/渋面と考えると1RRを使いたいことがしばしばあるので、個人的にはあまり島の採用はしたくない。それでも島を使うのならば、19枚目の土地としては《Badlands》を真面目に入れるべきなのではと思う。BBのサイドカードを取れるようにもなるし。

*2リーグbadlands入りでやってみたが、当たり前だが青マナでなくてよえーってシーンばかりで弱かった。

メインの当落線上のカードは

forked bolt
ヤンパイ4枚目
思考掃き4枚目
フラスター(orピアス)から1枚
土地19枚目

あたり。

結論
有象無象にはまぁまぁ強いのは魅力だが、一番よくあたる上に今後減る可能性もほぼ無い対奇跡のメイン戦が苦しいのは辛い。

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mw

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