Tempest Remasteredによるコモン落ちカード
2018年8月14日 Pauper他セットでは全てアンコモン以上だが、これでのみコモンで収録されていて、Pauper環境で利用可能なカードがある。Scryfall(か、MO上での検索)でも使わない限りはなかなか存在を認識できないそれらのカードを一覧にしておくことに多少の価値はあろう。
とは言え数は多くなく、全体で10枚、そのうち実用レベルのカードは3枚しかない。この3枚だ。
《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes》
《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》
おまけの7枚
《リモコン飛行機械/Telethopter》
《スカイシェイパー/Skyshaper》
《有角スリヴァー/Horned Sliver》
《棘のスリヴァー/Barbed Sliver》
《鎧のスリヴァー/Armor Sliver》
《記憶術のスリヴァー/Mnemonic Sliver》
《堅牢な防衛隊/Staunch Defenders》
*ちなみにこのカードは旧枠モダンで活躍中。
さて、《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》は分かりやすいカードなので特に考察の必要もない。たまに黒コンのサイドで使われている。
メインでの採用例も一応ある。
https://www.mtggoldfish.com/deck/415500#online
次に、《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》について。これはPauperにおいても中々の採用実績を誇るが、カードの性質に多少の問題がある。
①軽いキャントリップとして使うなら、お馴染みの思案定業渦巻く知識の方が強い。
②序盤に軽いキャントリップとして使い捨ててしまうとアドバンテージを取れない。《熟慮/Think Twice》の方が安定している。墓地回収とは相性がいい。
③バイバックしてもCMCは1なので、6マナ寝かせて対応ができなくなった所をスプライトに狩られる。
これらの特徴を考えると、採用例として多い青黒ティーチング系のデッキには実は向いていないカードだと考えられる。2枚や3枚入れるなら別だが、さして強くはない素のこれを積極的に使いたいケースは多くはあるまい。何より③は対応型デッキのこれにとってはかなりの問題だ。
よって、腐る程マナが出るが何もやることがない、となる可能性があるトロンや、
https://www.mtggoldfish.com/deck/590029#online
マナだけ余って手詰まりになることがあり、墓地からの回収もあり、かつコスト軽減でバイバックも軽くなる、ファミリアコンボへの採用がいいのではないだろうか。どちらのデッキも対応に重きを置いたデッキではないので、③が青黒コンよりは問題になりにくいのも良さそう。どちらも時間との戦い系デッキなので自分では面倒臭くて使えないが。
ただ、《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》にとって《神秘の指導/Mystical Teachings》はベストパートナーだが、トロンの使う《神秘の指導/Mystical Teachings》にとっては《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》はベストパートナーではない。これをサーチしてくる場面が相当少なそう。そこを考えるとやはりファミリアだろうか。
最後に、《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes》について。Pauperのアグロよりデッキにおいては《野生の雑種犬/Wild Mongrel》に次いで強い共鳴者なので、《激発/Violent Eruption》のような強烈なマッドネス呪文がやってくれば可能性はある。
このカードが実はPauperでは使えることを知ってからというもの、赤緑マッドネスが形にならないかなとしばし考えた後、やはりマッドネスギミックがどう考えてもお荷物だという現実に向き合う無駄な時間を時折過ごしてしまう。悲しい。
採用例は一例のみある。《拷問生活/Tortured Existence》を引かない/対処されるとさっぱり機能しないことで有名な拷問生活において、追加の共鳴者は多少は必要なのだが、無色かつ場持ちが良いこれは一応の選択肢にはなるようだ。
https://www.mtggoldfish.com/deck/941398#online
とは言え数は多くなく、全体で10枚、そのうち実用レベルのカードは3枚しかない。この3枚だ。
《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes》
《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》
おまけの7枚
《リモコン飛行機械/Telethopter》
《スカイシェイパー/Skyshaper》
《有角スリヴァー/Horned Sliver》
《棘のスリヴァー/Barbed Sliver》
《鎧のスリヴァー/Armor Sliver》
《記憶術のスリヴァー/Mnemonic Sliver》
《堅牢な防衛隊/Staunch Defenders》
*ちなみにこのカードは旧枠モダンで活躍中。
さて、《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》は分かりやすいカードなので特に考察の必要もない。たまに黒コンのサイドで使われている。
メインでの採用例も一応ある。
https://www.mtggoldfish.com/deck/415500#online
次に、《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》について。これはPauperにおいても中々の採用実績を誇るが、カードの性質に多少の問題がある。
①軽いキャントリップとして使うなら、お馴染みの思案定業渦巻く知識の方が強い。
②序盤に軽いキャントリップとして使い捨ててしまうとアドバンテージを取れない。《熟慮/Think Twice》の方が安定している。墓地回収とは相性がいい。
③バイバックしてもCMCは1なので、6マナ寝かせて対応ができなくなった所をスプライトに狩られる。
これらの特徴を考えると、採用例として多い青黒ティーチング系のデッキには実は向いていないカードだと考えられる。2枚や3枚入れるなら別だが、さして強くはない素のこれを積極的に使いたいケースは多くはあるまい。何より③は対応型デッキのこれにとってはかなりの問題だ。
よって、腐る程マナが出るが何もやることがない、となる可能性があるトロンや、
https://www.mtggoldfish.com/deck/590029#online
マナだけ余って手詰まりになることがあり、墓地からの回収もあり、かつコスト軽減でバイバックも軽くなる、ファミリアコンボへの採用がいいのではないだろうか。どちらのデッキも対応に重きを置いたデッキではないので、③が青黒コンよりは問題になりにくいのも良さそう。どちらも時間との戦い系デッキなので自分では面倒臭くて使えないが。
ただ、《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》にとって《神秘の指導/Mystical Teachings》はベストパートナーだが、トロンの使う《神秘の指導/Mystical Teachings》にとっては《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》はベストパートナーではない。これをサーチしてくる場面が相当少なそう。そこを考えるとやはりファミリアだろうか。
最後に、《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes》について。Pauperのアグロよりデッキにおいては《野生の雑種犬/Wild Mongrel》に次いで強い共鳴者なので、《激発/Violent Eruption》のような強烈なマッドネス呪文がやってくれば可能性はある。
このカードが実はPauperでは使えることを知ってからというもの、赤緑マッドネスが形にならないかなとしばし考えた後、やはりマッドネスギミックがどう考えてもお荷物だという現実に向き合う無駄な時間を時折過ごしてしまう。悲しい。
採用例は一例のみある。《拷問生活/Tortured Existence》を引かない/対処されるとさっぱり機能しないことで有名な拷問生活において、追加の共鳴者は多少は必要なのだが、無色かつ場持ちが良いこれは一応の選択肢にはなるようだ。
https://www.mtggoldfish.com/deck/941398#online
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