現時点でこのデッキを使っている人にとっては「そんなの常識だろ」レベルの話である可能性が高い。このDNの記事は基本的に「今考えてることを忘れた半年や1年後の僕自身」を読者として想定しているので。思いついたらそのうち追加される。


・《思案/Ponder》+《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
・忍者を忍術
・《噴出/Gush》+《渦まく知識/Brainstorm》+フェッチ
・《渦まく知識/Brainstorm》+《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》


・ダメージ後に忍術
・忍術で複数回収





・《思案/Ponder》+《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》


特に1ターン目、思案を撃って土地土地スペルとか土地クリーチャースペルとめくれ、スペルを3番目に積んで翌ターンに《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》で確実にアドを稼ぐ動きは強い。

3ターン目以降、そこそこ欲しいカード+土地+適当なスペル、とめくれた時に土地を弾く動きも強い。青単で思案を打った後漫然と3枚ドローする世界には戻れなくなってしまう。

《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》との相性を考えると、《思案/Ponder》>>>>>>《定業/Preordain》と言いきっていい差があるので多色デッキでフェッチを採用でき、単体の性能として互角程度ならば思案を優先すべき。

2枚の間での直接的な相性もそうだが、《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》では土地が伸びないため、キャントリップによる土地へのアクセスの重要度が高いという間接的な面もある。土地の探しやすさは当然ながら思案>定業。

よってこの2種類のカードで6枚スロットがあるなら4-2にするべき。《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》はスペル22~23では8割程度しかヒット率がないカードであることを常に意識しておくこと。2回使って全てヒットするのは6割4分、3回使えば5割。僕がやたらとクリーチャーをサイドアウトしたがるのはゲームプランの変更もそうだが、これも理由の一つ。

メインではなるべくキャントリップでお膳立てをしてから使いたい。

・忍者を忍術

コントロール相手に実行する。忍術を実行した後に飛んでくるインスタント除去をこれで躱すと、1U:手札消費無し、これへのカウンター不可、という凄まじいカウンターになる。相手のマナがオープンな状態で忍術をするなら、理想的には2枚+4マナを揃えてからにしたい。まぁ自分でカウンターを用意するだけでもいいが、自ターンにタップアウトするリスクを背負う割にリターンがそこそこ程度でしかないのは嬉しくないよねとは。

《青の防御円/Circle of Protection: Blue》への抵抗としても重要。これのお陰でターボフォグが使う青円程度なら然程の問題ではない。除去できないから並べればいずれ限界が来る。トロン揃ってると流石に無理だが。

・《噴出/Gush》+《渦まく知識/Brainstorm》+シャッフル手段
要するに戻した島がスペルになってうひょーつえー、みたいな話。

・《渦まく知識/Brainstorm》+《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
あまり効率的ではないが、死ぬほどマナフラッドしている場合で渦巻く知識が2枚目以降ならば、トップに土地を2枚とも置いて、流すことを最優先、運が良ければスペルが当たる、位の使い方をすることもある。1枚目ならばとりあえず2枚目に重要度の低いスペルを置いて手札を減らさないことを重視した方がいいかと。

また、相手が《霊魂放逐/Remove Soul》系カウンター、特に《除外/Exclude》を使うことがわかっている場合、2マナオープンで《対抗呪文/Counterspell》を構えて《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》をとりあえず通してからcipに対応して《渦まく知識/Brainstorm》という手もある。勿論《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》が来ない場合限定。


以下は狙いたい動きというか覚えておくともしかしたら役立つかも?レベルの動き

・ダメージ後に忍術

既存の忍者でダメージを与えてドローしたら忍者をトップデッキして、場にスプライトがあるので、返しのターンをこれで凌げば勝利

という状況でスプライトを回収する目的で行う。300マッチ程やって多分2~3回実行したことがある。一応、これのためにMOの設定で戦闘終了ステップをスキップしないようにしている。

・忍術で複数回収

Ctrlキーを押しっぱなしにしないと出来ないので忘れずに。
正直こちらはマナの捻出が難しい上、回収のためにマナが寝て忍術後に忍者が除去されてしまっては本末転倒なので、実戦で実行したことはない。*追記あり

行える条件は確かに厳しいのだが、マナフラ気味の消耗戦で成功した時の決定力が凄まじいので、覚えておくと~レベルではなく、ある程度意識して狙っていっていい動きかもしれない。

現実的に行える条件を考えてみると、ボロス相手にお互い盛大にマナフラッドしていて除去がないと見込め、かつ相手に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》や《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》など、2/3以上のブロッカーが居て忍者が殴れず、返しのターンに守る必要が薄い場合、あるいはそもそもカウンターを持ってない場合に、3体位並んだ《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》のうちブロックされなかった2体を回収したいという時だろうか?

後は青単の《尖塔のゴーレム/Spire Golem》の前に停止していて3枚位並んだ占い師を~みたいなのはあるかも。この場合は《稲妻/Lightning Bolt》での除去範囲に入ることを恐れてゴーレムがブロックしない可能性も多少あるので2体でも成り立つ可能性はある。

*2018/1/9追記
実戦で青黒デルバー相手に実行した。占い師のアドを活かして相手のデルバーとアンコウを処分、ただしお互いマナフラ気味でこちらはガス欠、相手は雰囲気的にカウンター1枚位あるかな?という状況。忍者をトップデッキした所で、土地セットで6マナ、占い師*2+スプライトが居たので全回収して次ターンからの連打で勝利。

直後のマッチでまた同じ人にあたり、お互いの残りライブラリが10枚代に突入するロングゲームになったが、相手の《綿密な分析/Deep Analysis》+占い師2体のアドにも負けないアドバンテージを《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》3体出し→忍者で2体回収&そのターンのうちに消化のエンジンが稼ぎ出し、どうにか勝ち。

それはそうと、やはり青黒デルバーのDeprive+《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》のエンジンは非常に優秀だと思った。Deprive自体が強いかと言われるとそんなことはないが、長期戦を意識するなら積んでおきたい。短期戦を目指す形ならDaze山積みみたいな構成になるだろうから共存不可だろうが。


*2/17追記

変則的な理由だが、黒コン相手に実行した。
相手にクリーチャーなし、こちらは《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》を2体並べて殴っている時、タップアウトで《黒死病/Pestilence》をプレイされて通る。

返しのターンに、この状況を受けて忍者で2体とも回収し、

①忍者を除去してくるなら、相手が維持のために出してくるクリーチャー(マナ的に1体が限度)を焼いて黒死病を排除。
②クリーチャーを出すだけで忍者を除去しなければ忍者で殴り、ブロックされて忍者が死ぬなら①と同じ
③忍者を除去せず、クリーチャーも出さなければドロー

の3択のどれになっても黒死病自体で1:1交換以上はされない状況に持っていった。
実戦では《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》が出てきたので、忍者で殴る→ブロックされる→稲妻で焼いて雪崩しを温存し、かつ黒死病を生贄に、と進んだ。
4点吸われたライフを除けば忍者(1U)と稲妻(R)の合計3マナで、黒死病(2BB)、灰色商人(3BB)の合計9マナと2:2トレードできてお得感満点。

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mw

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