Pauper Challenge参加記録
2017年10月25日 Pauper一度参加したいと常々思っていたので、時間が取れた10/23に前日昼寝をした上で参加してみた。73名参加のスイス7R+8名での決勝シングルエリミネーション。6Rで終わるものだと完全に思い込んでいたので、7R目が始まった時点で大変驚いた。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-10-23
https://www.mtggoldfish.com/tournament/pauper-challenge-10942638#paper
金魚の方はプレイヤー名を「pilot」と表記してくれていて少し嬉しい。
結果としては予選6-1でシングルエリミネーションに進出するも、初戦で切られて敗退、ベスト8止まり。負けた2つはともにボロスで実に悔しい。
当たった相手は、
R1:(見た範囲では)青赤黒トロン
https://www.mtggoldfish.com/deck/795479#paper
恐らくこれのコピーもしくは多少のアレンジ程度。
R2:黒コン(昔からある信心型)
R3:ボロス(シングルエリミにも進出したmlovboさん、この人は予選ラウンド6-0からの最後6-1なのでトップだった)
https://www.mtggoldfish.com/deck/803587#paper
ここで一つ負け。G1で最近《電謀/Electrickery》はメインに無いからとケアを怠って壊滅して負け、G2は《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》で負け。今後標準搭載されるなら極めて厳しいサイドカードだと感じる。
R4:青赤パズル
G1で、ブロック指定後停止するのチェックが外れていて、折角前ターンにカウンター合戦でタップアウトさせたにも関わらず忍術し損ねる痛恨のミス。G2,G3は取ったものの際どい勝利になってしまった。
R5:ボロス
ボロスキティ相手は、サイド後も含めるとカルドーサ時代なら60-40、統治者型が主になってやや苦しくなった現在でも55-45位には青赤側が有利だという認識。
R6:青単デルバー
https://www.mtggoldfish.com/deck/803604#paper
G1はダイスロールで勝った上でスプライトが2枚手札に居たので勝ち。G2では以前書いたサイドを実行し、忍者抜きのメリットで序盤の防戦は安定。ただし中盤優位に立った所から勝ち切る点には少し課題を感じたので、やはり全抜きは良くないかな?とも思う。
元々、お互いが土地とクリーチャーをずらずらと並べた上で盛大にマナフラッドするようなゲームになると青単の方が少しだけ有利(カウンターの枚数、ゴーレムの存在、《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》の存在)な気がするので、忍者2程度は後手でも欲しいかも。このマッチではゴーレムの対処に成功し、最後のライフをデルバーと一緒に殴って削りきり。
R7:青黒フリッカー
いつの間にか全く入賞しないデッキになっているが、青赤デルバー的にはあまり当たりたくはない相手。G1はたまたま対抗呪文を3枚引いた所相手の《熟考漂い/Mulldrifter》連打と噛み合って勝ち。G2は《水流破/Hydroblast》+《払拭/Dispel》でテンポ良く神官を守られて忍者の攻撃を通せずに負け。G3は飛行で殴りきり。ラストターンに《見栄え損ない/Disfigure》を喰らうリスクこそあったが、《死の重み/Dead Weight》を既に見ていたので採用枚数は多くないと見て、1マナオープンの相手にスプライトを素出し×2で飛行2点を追加して勝ち。
実際採用数は1枚のみだったようだ。
https://www.mtggoldfish.com/deck/803591#paper
準々決勝:ボロス
https://www.mtggoldfish.com/deck/803586#paper
G1で長引いた上で負け。G2で統治者を崩せず、「無理に統治者を奪っても相手ライフを削りきる前に自ライブラリが尽きる可能性高」という状況に。しょうがないのでライブラリアウトを狙うが、G3で時間内に勝たないといけないプレッシャーに追われてミスして負け。状況が既に厳しいのでミスがなくとも負けていた可能性も高いが、寿命が縮んだのは間違いない。
AM2時開始、準々決勝終了時点で9時。長丁場で疲れた。
当たり運はまぁ悪くない部類だったのだろう。ストンピィや親和の類も出場は当然していたようだが、大量に居るボロスが序盤でそれらを喰ってくれた結果、オポ上位にはそれらが来なかったようだ。
上位リストの中では、mlovboさんのリストが最もPauper Challengeに合わせて洗練されたものと感じた。《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を切っている分バーンには弱いが、そもそもわざわざ25チケを費やした上でバーンを回す単調な6時間を過ごしたい人はそう多くはないだろう。リーグで活きる回転が早い利点が完全に死ぬし。
このリストは、メインの《電謀/Electrickery》、サイドの《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》により、ミラーを強く意識していることが伺える。まぁ準決勝でミラーで負けてるんだけども。
前回Challengeでの優勝といい、今回の入賞数といい、ボロスがメタゲーム的に良いポジションに居るのは確かなようだ。ボロスのミラーマッチを意識して、今後のボロスで《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》のサイド採用が増えていくならば、青赤デルバー側不利に傾いていくため、何かしらの対抗策が必要となると思われる。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-10-23
https://www.mtggoldfish.com/tournament/pauper-challenge-10942638#paper
金魚の方はプレイヤー名を「pilot」と表記してくれていて少し嬉しい。
結果としては予選6-1でシングルエリミネーションに進出するも、初戦で切られて敗退、ベスト8止まり。負けた2つはともにボロスで実に悔しい。
当たった相手は、
R1:(見た範囲では)青赤黒トロン
https://www.mtggoldfish.com/deck/795479#paper
恐らくこれのコピーもしくは多少のアレンジ程度。
R2:黒コン(昔からある信心型)
R3:ボロス(シングルエリミにも進出したmlovboさん、この人は予選ラウンド6-0からの最後6-1なのでトップだった)
https://www.mtggoldfish.com/deck/803587#paper
ここで一つ負け。G1で最近《電謀/Electrickery》はメインに無いからとケアを怠って壊滅して負け、G2は《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》で負け。今後標準搭載されるなら極めて厳しいサイドカードだと感じる。
R4:青赤パズル
G1で、ブロック指定後停止するのチェックが外れていて、折角前ターンにカウンター合戦でタップアウトさせたにも関わらず忍術し損ねる痛恨のミス。G2,G3は取ったものの際どい勝利になってしまった。
R5:ボロス
ボロスキティ相手は、サイド後も含めるとカルドーサ時代なら60-40、統治者型が主になってやや苦しくなった現在でも55-45位には青赤側が有利だという認識。
R6:青単デルバー
https://www.mtggoldfish.com/deck/803604#paper
G1はダイスロールで勝った上でスプライトが2枚手札に居たので勝ち。G2では以前書いたサイドを実行し、忍者抜きのメリットで序盤の防戦は安定。ただし中盤優位に立った所から勝ち切る点には少し課題を感じたので、やはり全抜きは良くないかな?とも思う。
元々、お互いが土地とクリーチャーをずらずらと並べた上で盛大にマナフラッドするようなゲームになると青単の方が少しだけ有利(カウンターの枚数、ゴーレムの存在、《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》の存在)な気がするので、忍者2程度は後手でも欲しいかも。このマッチではゴーレムの対処に成功し、最後のライフをデルバーと一緒に殴って削りきり。
R7:青黒フリッカー
いつの間にか全く入賞しないデッキになっているが、青赤デルバー的にはあまり当たりたくはない相手。G1はたまたま対抗呪文を3枚引いた所相手の《熟考漂い/Mulldrifter》連打と噛み合って勝ち。G2は《水流破/Hydroblast》+《払拭/Dispel》でテンポ良く神官を守られて忍者の攻撃を通せずに負け。G3は飛行で殴りきり。ラストターンに《見栄え損ない/Disfigure》を喰らうリスクこそあったが、《死の重み/Dead Weight》を既に見ていたので採用枚数は多くないと見て、1マナオープンの相手にスプライトを素出し×2で飛行2点を追加して勝ち。
実際採用数は1枚のみだったようだ。
https://www.mtggoldfish.com/deck/803591#paper
準々決勝:ボロス
https://www.mtggoldfish.com/deck/803586#paper
G1で長引いた上で負け。G2で統治者を崩せず、「無理に統治者を奪っても相手ライフを削りきる前に自ライブラリが尽きる可能性高」という状況に。しょうがないのでライブラリアウトを狙うが、G3で時間内に勝たないといけないプレッシャーに追われてミスして負け。状況が既に厳しいのでミスがなくとも負けていた可能性も高いが、寿命が縮んだのは間違いない。
AM2時開始、準々決勝終了時点で9時。長丁場で疲れた。
当たり運はまぁ悪くない部類だったのだろう。ストンピィや親和の類も出場は当然していたようだが、大量に居るボロスが序盤でそれらを喰ってくれた結果、オポ上位にはそれらが来なかったようだ。
上位リストの中では、mlovboさんのリストが最もPauper Challengeに合わせて洗練されたものと感じた。《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を切っている分バーンには弱いが、そもそもわざわざ25チケを費やした上でバーンを回す単調な6時間を過ごしたい人はそう多くはないだろう。リーグで活きる回転が早い利点が完全に死ぬし。
このリストは、メインの《電謀/Electrickery》、サイドの《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》により、ミラーを強く意識していることが伺える。まぁ準決勝でミラーで負けてるんだけども。
前回Challengeでの優勝といい、今回の入賞数といい、ボロスがメタゲーム的に良いポジションに居るのは確かなようだ。ボロスのミラーマッチを意識して、今後のボロスで《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte》のサイド採用が増えていくならば、青赤デルバー側不利に傾いていくため、何かしらの対抗策が必要となると思われる。
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