自分の観測&理解できる範囲でとりあえず整理。
知っている人には何分かりきってることを、レベルになる可能性大。

「一週間ぶりにPauperやったけど相変わらずバーンだらけだなぁ」という所からスタートしているので、「俺はリーグに出てもバーンに全然あたんねーぞ!」って人とは多分根っこから噛み合いません。




異界月によって唯一大幅に強化されたデッキが赤単バーンだ。
多少のライフ回復を物ともしない継続的攻撃力を
(Thermo-Alchemistが引けて生き残った時限定で)手に入れ、

レガシーレベルの火力が軒並みコモンでありカードパワーが高いこと、
ほぼプレイミスが発生し得ない構造なので純粋に引きだけで勝負が決まること、
従来からの武器であるこの2つの特徴も相まって一躍大人気デッキになった。


これが動き①。
この結果、バーンの入賞数が増加し、低迷していた前期末期と比べると躍進した。



次に、バーンに弱い

・親和の入賞数減少
・エルフの入賞数が(元々ドレイクに勝てないから微妙だったけど)更に減少

と、バーンをカモれる

・青単デルバーの復権
・呪禁の入賞数大幅増

という動き②が発生した。



②により恩恵を受けたのがストンピィだ。ストンピィとバーンとの相性自体は、
「ライフ回復を引けていればストンピィの金太郎飴な性質上だいたい勝ち」で、
「そうでなければギリギリのライフレースを大抵バーンが《火炎破/Fireblast》で征する」という
シンプルなものになっていて、EMN前は天秤がどちらかに殊更傾いているとは言いがたかったのだが、

得意デッキの増加によってストンピィが大幅に入賞数を増やしているのが動き③。



これを受けて、

・バーンやドレイクにこそ相性が良くないものの、ストンピィ、デルバー、呪禁のいずれにも相性がいいエルフが再び入賞しはじめる

・バーンとの速度勝負で負けづらい《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》型の親和が入賞数を増やしつつある

という動き④が現在進展している。



今後の展望については、現状バーンのアクティブユーザーが多いので、彼らがPauperのバーンに飽きるなり嫌気がさすなりしない限りは、メタゲームの針はそう大きくは進まないと考えられる。

バーンと他デッキの個別具体的な相性も書こうと思ったけど長くなるので別項で。

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mw

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