時期を問わず読む価値のある晴れる屋の記事②
2018年3月26日 Magic: The GatheringHareruya Pros Blogから。具体的なデッキについて語った記事も多いが、その背後にあるプロプレイヤーの思考を読み取りやすいものを選んだ。
この当時の環境のみならず、汎用的なコントロール構築理論が語られている。読んだからといって一般人が真似できるかは別の話だが、読んで面白いのは確か。
コントロールというアーキタイプの持つ問題点を洗い出し、モダンで使えるカードでどうそれを解決するか、というアプローチの仕方が語られている点で良記事。
この2つの記事からは、弱いデッキのどこが弱いのか、それをどう変えればマシになるだろうか、という分析の仕方を学べる。
本人の言葉を引用する方が、私が拙い説明を書くよりも当然良いのでそうしている。決して手抜きじゃないよ!これは個別デッキの話じゃない?とタイトルで思ってしまいそうな記事には一応説明をつけた。
教えてヤソ先生 「グリクシスコントロール」編
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3490
この当時の環境のみならず、汎用的なコントロール構築理論が語られている。読んだからといって一般人が真似できるかは別の話だが、読んで面白いのは確か。
パズるべきかパズらざるべきか、それが問題だ
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3679
【要点その3】どれだけパズルを上手に解けるかではなく、どれだけ多くのパズルを解けるかが重要だ
簡単なデッキを選ぼうじゃないか
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4498
俺が言いたいのは、プレイが簡単というのは明確にデッキの利点なのであり、欠点などでは断じてないということだ。
モダン最速のコントロール:エスパー《御霊の復讐》
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4845
コントロールというアーキタイプの持つ問題点を洗い出し、モダンで使えるカードでどうそれを解決するか、というアプローチの仕方が語られている点で良記事。
まだ潜在能力が吹き荒れていないあなたへ贈る
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4882
モダン環境に放つ新たなデッキ ~サヒーリ・シスターズ~
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4021
この2つの記事からは、弱いデッキのどこが弱いのか、それをどう変えればマシになるだろうか、という分析の仕方を学べる。
トーナメントにおけるデッキ選択について -強者か、弱者か-
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4996
トーナメントに対して準備するにあたり「食物連鎖のピラミッドの中でどれぐらいの位置に自分がいるか」を理解することが、一番最初に行うべきことであり、そして一番難しい部分でもある。
原根健太のGP台北2016レポート
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3022
ただ漠然と「ミスをしないようにする」ではきっとミスは減りません。
ミスは意図しない状況で発生するものであって、大方の場合その気配にすら気づくことができません。これまで犯してきたミスの一つ一つを思いつく限り書き出して並べ、傾向を分析することにしました。
本人の言葉を引用する方が、私が拙い説明を書くよりも当然良いのでそうしている。決して手抜きじゃないよ!これは個別デッキの話じゃない?とタイトルで思ってしまいそうな記事には一応説明をつけた。
コラムに分類されているものから、私のように記事の中で取り扱われているフォーマットにあまり興味がないプレイヤーでも読む意味があると感じたものをピックアップする。
とりあえず記事筆者の一人である高橋純也氏によるおすすめコラム一覧はこちら。目を通して損はないものが並べられている。中でも「あのクソ」と「あなたの隣の~」は良い。
このエントリで取り上げる中で最重要。とにかく読むべき。
ISD-RTR期スタンダードのメタゲームについての高橋純也氏の記事。
この種の記事は大抵の場合、「現在~が強くて、~が多いから~」というレベルの話に留まっているので、書かれてから時間が経ったり、そのフォーマットに関心がなかったりする場合は読む意味がほぼ無い。
しかし、このコラムはもう1段階深く、各デッキのコンセプトとは何か?それはどのような目的によって設定されているのか?といった所から掘り下げているので他環境にも応用が効く。
また、この頃のスタンダードは環境末期に至っても「最強デッキ」へと収束せず多様なデッキが生息しており、「過去面白かったスタンダード」の例としてよく挙げられる時期なので単純にメタゲームの移り変わりを見るだけでも面白いだろう。
パッケージとも呼ばれがちな、特定のカードの組み合わせに対する評価をどのように行うかという話。第二回では応用としてブロック構築のデッキに適用しているので、必ずしもレガシーに限らない考え方として有益。
便利。大変貧弱なPauper界の土地を使ってデッキを組む時は特に。ちなみにこの記事にはいくらか異論が出されていた記憶があるので(詳細は自分でGoogleを)より深めたいならそこら辺も読むといいだろう。
記事中より引用した一文に興味をひかれる人は是非。
以上2つは思考についてのMatti Kuisma氏の記事。どちらも大変素晴らしい内容なのだが、単に思考ってタグがついてるだけだと今後絶対埋もれるでしょこれ……と思ったのでこのエントリを書いた。
これらの記事は、「何を目指して、どのような意図を持ってデッキを作成/調整するのか?」という点の思考が明確に読み取れて参考になる。
最期に、参考になるというよりは私が伊藤敦氏の記事のファンなので読み物として面白いという趣旨で2つの記事を紹介する。いつかHareruya Pros Blogに分類されているものについてもエントリを書く予定。
今だからこそ読み返したい!happymtgの連載コラム傑作選!
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1175
とりあえず記事筆者の一人である高橋純也氏によるおすすめコラム一覧はこちら。目を通して損はないものが並べられている。中でも「あのクソ」と「あなたの隣の~」は良い。
プロプレイヤーの絶対感覚【マリガン編】
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3020
プロプレイヤーの絶対感覚【サイドボード編】
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3139
このエントリで取り上げる中で最重要。とにかく読むべき。
Rush Met a Game!
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1141
ISD-RTR期スタンダードのメタゲームについての高橋純也氏の記事。
この種の記事は大抵の場合、「現在~が強くて、~が多いから~」というレベルの話に留まっているので、書かれてから時間が経ったり、そのフォーマットに関心がなかったりする場合は読む意味がほぼ無い。
しかし、このコラムはもう1段階深く、各デッキのコンセプトとは何か?それはどのような目的によって設定されているのか?といった所から掘り下げているので他環境にも応用が効く。
また、この頃のスタンダードは環境末期に至っても「最強デッキ」へと収束せず多様なデッキが生息しており、「過去面白かったスタンダード」の例としてよく挙げられる時期なので単純にメタゲームの移り変わりを見るだけでも面白いだろう。
工藤耕一のレガシーユニット概論
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2430
パッケージとも呼ばれがちな、特定のカードの組み合わせに対する評価をどのように行うかという話。第二回では応用としてブロック構築のデッキに適用しているので、必ずしもレガシーに限らない考え方として有益。
超簡単にマナベース計算できちゃう早見表を作ってみた
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2756
便利。大変貧弱なPauper界の土地を使ってデッキを組む時は特に。ちなみにこの記事にはいくらか異論が出されていた記憶があるので(詳細は自分でGoogleを)より深めたいならそこら辺も読むといいだろう。
レベルプロへの道 ~その2・不屈の随員問題とその限界~
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4667
しかし、「相手に選択肢を与えることにより秘匿できる情報はないか。その情報を秘匿する価値はどれくらいか。」ということについて、今後は一歩立ち止まって考えたいと思います。
記事中より引用した一文に興味をひかれる人は是非。
「生存バイアス」をマジックに当てはめて考えてみよう
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4850
もし対戦相手のドローが少し奇妙に見えたら、「対戦相手が初手キープを決めた要素は何だろう?」と考えよう。そうすれば、対戦相手が手札に何を持っているか、より深い洞察を得られるだろう。
攻撃は最大の防御
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4968
まずひとつ目に、君が守る側であった場合のゴールは実際にゲームに勝つことであって長く生き長らえることではないということだ。ゲームに勝つためには何をする必要があるのか?守りを固めつつ、それと同時に勝利へ向かう道はあるのか?役割なんて忘れてしまおう。必ずしも "攻める側" か "守る側" の片方のみを演じる必要なんてないし、それらを同時にこなすことだってできるんだから。
以上2つは思考についてのMatti Kuisma氏の記事。どちらも大変素晴らしい内容なのだが、単に思考ってタグがついてるだけだと今後絶対埋もれるでしょこれ……と思ったのでこのエントリを書いた。
カテゴリ:だら調
http://www.hareruyamtg.com/article/category/tag/%e3%81%a0%e3%82%89%e8%aa%bf
これらの記事は、「何を目指して、どのような意図を持ってデッキを作成/調整するのか?」という点の思考が明確に読み取れて参考になる。
プロツアー『カラデシュ』現地レポート 1日目編
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3426
『モダンマスターズ 2017年版』先行プレビューカード公開!
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3963
最期に、参考になるというよりは私が伊藤敦氏の記事のファンなので読み物として面白いという趣旨で2つの記事を紹介する。いつかHareruya Pros Blogに分類されているものについてもエントリを書く予定。
(今更)禁止改訂について
2017年1月11日 Magic: The Gatheringスタンはよく分からないし今後もやらないと思うけど、RBのマッドネスに傾けた機体デッキが共鳴者を失って死ぬのは可哀想だと思った。リスト見て綺麗だなって思ったのに。
モダンについては、Dredge: The Gatheringとか、相手の手札を知った状態での読み合い性皆無の速攻/コンボとかはWotcがやって欲しいMagic: The Gatheringとは別の競技ですということなんだろう。
Pauperでもウィーゼロがこれ使ってきて読み合いなしでコンボ成功ですってのはつまんないしね。俺は相手の抵抗を全部知った上で無理だったら引くとかができるのが好きなんだよぉ!って人も居るだろうけど、個人的な好みとしては、相手がどう構えてるか、不確定な情報を読んで考えた上で仕掛ける瞬間がこのゲームの良さだと思うから。
禁止声明の文は(いつものモダンの3ターンルールの通り)
>3ターンキルの数を増加させていました。
だからPauperで禁止になることはほぼないだろうけどね。今後ウィーゼロックスが大幅に強化されることもそう無いだろうし。
モダンについては、Dredge: The Gatheringとか、相手の手札を知った状態での読み合い性皆無の速攻/コンボとかはWotcがやって欲しいMagic: The Gatheringとは別の競技ですということなんだろう。
Pauperでもウィーゼロがこれ使ってきて読み合いなしでコンボ成功ですってのはつまんないしね。俺は相手の抵抗を全部知った上で無理だったら引くとかができるのが好きなんだよぉ!って人も居るだろうけど、個人的な好みとしては、相手がどう構えてるか、不確定な情報を読んで考えた上で仕掛ける瞬間がこのゲームの良さだと思うから。
禁止声明の文は(いつものモダンの3ターンルールの通り)
>3ターンキルの数を増加させていました。
だからPauperで禁止になることはほぼないだろうけどね。今後ウィーゼロックスが大幅に強化されることもそう無いだろうし。